私の知っている大企業の新卒採用体験談

大企業の新卒採用では「リクルーター制度」という制度を採用していることが多いです。そんな大企業の新卒採用体験談です。この10年ほどで業績を一気に伸ばしているような新興勢力のような企業はリクルーター制度を採用しているところは少ないですが、昔から日本にある、老舗の大企業にはリクルーター制度を採用しているところが多いです。私の勤める会社は、日本で一番利益を出している大企業です。その会社でもリクルーター制度があります。採用活動のすべてがリクルーターと言うわけではありませんが、特に技術系では大卒採用では8割ぐらいがこのリクルーター制度から採用されていると思います。

この「リクルーター制度」と言うのは、人事部でもない普通の社員が、自分の卒業した大学に採用活動に出向くと言うものです。その社員は「リクルーター」と呼ばれ、その採用活動は業務扱いになります。私の勤める会社では、最終的な採用の決定権はリクルーターにはありませんが、リクルーターに悪印象だった学生が採用されることはほとんどないようですし、そもそも学校推薦の枠がもらえず、採用試験に進めないということがほとんどのようです。私もこのリクルーターと面接をしながら学校推薦をもらって、この会社に入社して働いています。だいたい3月ぐらいからリクルーターは大学訪問を始めます。リクルーターは大学の就職担当者を通じて、自分が訪問することを伝え、その情報は学内の掲示板などで学生に伝えられます。

最初は学内全体の大きな就職説明会に出席して会社をアピールすることもあります。それからは、だいたい土曜日に小さな教室を一つ借りて、そこで学生と懇談会をしながら、会社をアピールしたり、逆に学生を観察したりします。私の会社では、そのような小さな懇談会が4回ぐらいありました。学生はそこで会社についての質問をしたりして、その会社がどのような会社かを見極めます。リクルーターは、学生にグループワークをさせたり、逆に学生に質問をしたりして、その学生が欲しい人材かどうかを見極めていきます。理系は学校推薦をもらって、採用試験に進むことがほとんどですが、このリクルーター活動の中で「この学生は自分の会社には不適である」と判断をされると、この懇談会のなかで「キミはうちの会社には合わないよ」ということを伝えられて、その学生が辞退するように仕向けられます。またリクルーターは、懇談会ごとに、会社に学生の評価表を提出しています。このリクルーター制度は、学生と会社のニーズのミスマッチを事前に防いで、会社にとっては優秀な人材を確保しやすい、学生としても現場レベルの話が聞きやすいというメリットもありますが、そのリクルーターの個人の好みに左右されてしまうと言うデメリットもあると思います。

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